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旧居留地内イベント

特別展「デ・キリコ展」【神戸市立博物館】

  • 開催日:2024年9月14日(土) ~ 2024年12月8日(日)
     <休館日>月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
     (ただし9月16日[月曜・祝]、9月23日[月曜・振休]、10月14日[月曜・祝]、11月4日[月曜・振休]は開館)
    開館時間:9時30分~17時30分(金曜と土曜は20時00分まで) ※展示室への入場は閉館の30分前まで
  • 場所 : 神戸市立博物館
  • 料金 :一般2,000円(1,800円) 大学生1,000円(900円) 高校生以下無料
     ※神戸市在住で満 65 歳以上の方は、当館券売窓口にて証明書の提示で当日一般料金が半額
     ※障害のある方は障害者手帳等の提示で無料
  • LINK :https://www.kobecitymuseum.jp/exhibition/detail?exhibition=382

イタリア人の両親のもとギリシャで生を受けたジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。1910年頃から、簡潔明瞭な構成で広場や室内を描きながらも、歪んだ遠近法、一見すると脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を表した絵画を描き始めます。後に「形而上(けいじじょう)絵画」と名付けた1910年代の作品は、サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスムの画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えました。1919年以降は伝統的な絵画技法に興味を抱くようになり、古典絵画の様式へと回帰していきます。それと同時に以前の形而上絵画の題材を取り上げた作品も頻繁に制作するなど、90歳で亡くなるまで創作を続けました。

本展はデ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの絵画を余すところなく紹介。さらに彼が手掛けた彫刻や舞台美術も展示する、日本ではかつてない規模の回顧展です。デ・キリコ芸術の全体像に迫り、その唯一無二の表現力を堪能できるまたとない機会となるでしょう。

 

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