Kobe City Museum
1935年に建てられました。当時は銀行として使われました。
1982年に博物館に改築され、神戸の歴史、国際交流の歴史に関する貴重な資料を展示しています。
The Former National City Bank Bldg.
建物の正面にイオニア式の4本の円柱があります。建物の両端は石積みを目立たせたアメリカン・ルネッサンス様式です。
Nikke Bldg.
1階は御影石で建設されています。乳白色のタイルは2階以上に貼られていました。現在タイルの剥離を防ぐため、壁にアルミニウム板が付けられています。
Aioi Nissay Dowa Insurance Kobe Bldg.
保険会社ビルとして建てられたアメリカンスタイルのビル。1階から3階に届く美しいプロポーションをもつ縦長のアーチ窓は、ロマネスク調で仕上げられています。
旧海岸ビルは鉄筋コンクリート造4階建で、当時ウィーンの新建築運動であったゼツェッションの影響を強く受けています。阪神・淡路大震災後に改築されました。
Mitsui O.S.K.Lines Bldg.
海運業界が栄えた時代に建てられたアメリカン・ルネサンス様式の建物です。外壁は石積みで、優美な印象を与えています。近年、耐震のため改修されました。
Bldg. No.15
(The Former American Consulate Bldg.)
居留地時代の唯一残る建物で、コロニアルスタイルの商館です。南側にベランダがあり、屋根は日本のスタイルです。阪神・淡路大震災で全壊しましたが、耐震構造で復元されました。国の重要文化財に指定されています。
The remains of the top part of the stone column of the Former Mitsubishi Bank Bldg.
三菱銀行三宮支店(現三菱UFJ銀行神戸支店)の柱頭部分が残されています。建物の正面玄関にあった獅子のブロンズ像は、神戸ダイヤモンドビルのエントランスホールに移設されています。
The gate post of Lot No.68.
H.ショニング(H.Shoening)は、1882年ごろに68番地に住んでいました。この門柱はその住居にあったと考えられています。このほかにも、旧居留地内には同じ形の門柱が幾つか残されています。
The remains of the brick wall at Lot No.124
124番地は税関に近かったため、赤レンガの倉庫として使用されていました。第1次世界大戦時に、外国人の商人たちは母国に帰りました。その後、兼松商店(Kanematsu Co.)が、本店の通用門を修復しました。